運動器エコー
Musculoskeletal Ultrasound
エコーなら。
血流評価で ”痛み” のポイントが見えます。
軟骨や腱などの ”損傷部位” が見えます。
その場で、すぐに、簡単、痛くない。
診断だけでなく、ハイドロリリースなどの注射の治療も。
安全に、確実に。
当クリニックでは、大学病院レベルで導入されている解像度0.1mmの超高精細エコーによる診察をしています。通常のエコーでは見えにくかった、靭帯や腱などのレントゲンで写らない構造物をより精彩に描出することが可能です。部位によっては、MRIよりも高精細でMRIよりも安価かつ診察時に時間もかからずに検査できます。
エコーの特徴は、①安全、②簡単 ③動画も描出できる、などがあげられますが、それらの特徴を生かして、当初考えられていた、検査診断という側面を大きく上回り、治療の領域までさまざまな変化を整形外科診療に起こしています。
当院のエコーの特徴として、iSMIという微小血流評価機能を導入して流れの遅い血管の評価を行っていることにあります。これは、流速が遅い血管は炎症の存在を示すため、炎症に起因する ”痛みの画像化” をしていることを意味します。痛みを起こしている血管を評価することで、疼痛部位を限定でき、その後のリハビリや注射の治療につなげています。
また、剪断波エラストグラフィーを導入し、筋損傷や靭帯損傷における組織の硬さを評価し、スポーツ復帰の時期やストレッチの効果を評価しています。
診断のためだけではなく、治療面でも、ハイドロリリースやもやもや血管の治療、プロロテラピー、末梢神経リリース、神経ブロックなどの治療もエコーを用いて正確に行っています。さらに、バネ指、手根管症候群などでの手術の際でもエコーを用いて切開を小さくして手術の負担軽減に使用しています。
大病院では、外来診察に時間がなく、敬遠されがちなエコーを、当クリニックでは、患者さんの利益と考え、しっかりと行っていきたいと思っています。
エコーについては関連ページで詳しく説明させていただいております。ぜひ、リンクページをご覧ください。
運動器エコー
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切らないテニス肘の治療法〜次世代型注射・手術について〜
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の病態と、基本的治療法から次世代型治療法について詳しく説明いたします。高精細エコーにより安全に行える、切らないテニス肘の手術についても紹介いたします。
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切らない手根管症候群の日帰り手術
高精細エコーにより安全に行える、切らない手根管症候群の手術を行っています。当日から水が使えます。
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切らないデュピュイトラン拘縮の日帰り手術
高精細エコーにより安全に行える、切らないデュピュイトラン拘縮の手術を行っています。日帰りで入院が不要、通院期間も大幅に短縮され、何より感染のリスクや術後の痛みが少なく傷跡が残りません。
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切らないドケルバン病の日帰り手術
高精細エコーにより安全に行える、切らないドケルバン病の手術を行っています。当日から水が使えます。
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切らないばね指の日帰り手術
高精細エコーにより安全に行える、切らない日帰りばね指手術を行っています。抜糸不要で当日から水が使えます。
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切らないミューカスシストの日帰り手術
高精細エコーにより安全に行える、切らないミューカスシストの手術を行っています。抜糸不要で当日から水が使えます。
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切らないガングリオンの日帰り手術
高精細エコーにより安全に行える、切らないガングリオン手術を行っています。抜糸不要で当日から水が使えます。
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エコーを用いた診療スタイル
いままで見えなかったものが見え、できなかった治療ができるように。
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ハイドロリリース・筋膜リリース・神経リリース
一瞬で痛みが軽くなる、新しい概念の注射
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再生医療 〜PFC-FD療法〜
「長引く痛みを減らしたい」、「スポーツ復帰を早めたい」、「手術も入院もしたくない」などの要望に応える新しい治療法があります。PRP療法は、慢性的な関節炎、膝の痛み、スポーツなどにおける筋・腱付着部の炎症に対する新しい治療選択肢です。
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もやもや炎症血管治療
当クリニックでは靭帯組織の再生や、炎症性もやもや血管の改善目的にエコーガイド下注射による治療を行っています。